６月１１日　ガトーショコラ

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2024/11/22

Newer : ６月１２日　①　ギャラルグ村
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こんにちは！店長の森田です。

昨日は多くのお客様にいらして頂き、感謝感激です！ありがとうございます！！
昨日はウサギさん達、モルちゃん、リスさん、インコさんなどなど本当に多くの生き物さん達のお家が決まっていきました。かなり遠方からいらして下さったお客様もおられ、とっても嬉しいです。ありがとうございました。

さて、少し前に…そうですね…そう、メガネ君がカレーを私に作ってくれた時あたりですかね、私は次は勝田台店の若手ホープ田中君にカレーを作って貰いたいなと名指しで指名致しましたよね。

ところがそれについて田中君からは何のリアクションも無く、このことをブログのネタかなんかにして、面白おかしくやればいいのに、最近の若い者ときたらせっかくの先輩のフリを使わないんだなぁ…もったいない…な～んて実は私思っていたんです。

ところが！昨日いきなりその田中君が柏店に来まして、私のところへ颯爽と寄って来て、保冷袋に包まれた何かを私に差し出し、「僕はカレーは作れませんが、こういうのなら得意なので作ってきました。どうぞ食べて下さい」と素敵な笑顔！
お！田中！いいねえ！ありがとう！！
さて、田中はいったい何を作ってきてくれたんだろう？とワクワクしながら保冷袋からお皿を出すと…！！

ガトーショコラ！チョコレートケーキです～♪　
すげー！何だお前！こんなの作れるのかよ！！と私は大コーフン！！
ちなみにこれを作れる田中もすごいですが、これをバイクの後ろにくくり付けて崩さず持って帰れた私も結構すごいと思います。（笑）

昨晩早速妻と食べましたが、お味はお世辞抜きでホント激ウマ！！　田中の意外な才能にビックリです!

さ～て、次は誰を指名しようかな…？ウフフ！各店の若手はドキドキしてるでしょうけど、一番ドキドキしているのはウチのＴ主任です。そろそろ自分も何か作らない訳にはいかないな…と思っているようです。（笑）

さてさて、今日はフランス研修のメイン！ロイヤルカナン本社へ行って来たことについて書かせて頂こうと思います。
南仏のエマルグという町…というかな～んにも無い田舎風景の中に、広大な敷地を有する本社。『キャンパス』と呼ばれております。

バスの中から撮影した『キャンパス』。工場・オフィス・研究所が一緒になったような巨大施設です。

まるで米軍基地のようなゲートを抜け

敷地内に入っていくと…はい！ここからは撮影禁止！！　厳しいセキュリティーです。

事前に用意して下さってた名札を渡され、それを身に付けてまずは工場内の見学をさせて頂きました。

全員頭にはヘアキャップそしてヘルメット、防護メガネ、白衣も着てクツの上にはブーツカバーという姿になり、手もよ～く消毒をして工場内へ。

どのようにロイヤルカナンフードが作られているか説明をして頂きながら見学しました。

搬入される原材料のチェックがかなり厳しく、せっかく搬入されても抜き取りチェックの結果、ロイヤルカナンの基準に適さない原材料であった場合は、その原材料を運んできたトラックにはお帰り頂くといった姿勢であります。

その後、より良いフード作りの研究のために飼育されてるワンちゃんやネコちゃん達の犬舎・猫舎の見学です。
犬猫それぞれ約１８０頭ずつ飼育されているそうです。
そのワンちゃんネコちゃんを使って嗜好性テストや消化性テストをしているんですが、これが私の想像していたのと全く違い驚かされました。
こういう犬猫達って、絶対かわいそうな環境で飼育され、実験動物的に扱われ、そして最後は使い捨て…って感じなんだろう…と勝手に想像してました。

少なくともロイヤルカナン社においては全くそのようなことはなく、むしろ真逆！！

犬やネコ達が健康でかつ幸せに暮らしていなければ正しいデータは取れない。という考えに基づいて飼育されており、なんと１日４時間も遊ぶ時間を設けております。
施設内にはプールもあり、私達が見学している最中も、何頭ものシェパードがジャバジャバとプールで水遊びしてました。
全員グルーミングやトリミングなどお手入れもキチンとされており、ニオイも無くとっても清潔に管理されてました。
また、フランスらしくていいなと思ったのが、それぞれのお部屋の名前がフランスの街の名前になっているところ！
例えば嗜好性テストの為の犬達がいるお部屋は『ニーム』、ウンチを採取し、消化性を調べる犬達がいお部屋は『モンペリエ』という名前が付いていたりするんです。

施設内で働く職員同士もとてもフレンドリーに気さくに接し合っていていい感じでした。
あまり厳格に上司！部下！と分かれていないように見えました。
犬とフリスビーとかで楽しそうにのんびり遊んでいる職員の人達もうらやましかったです。いいなぁ…あれでお給料出るんだなぁ…って。（笑）
敷地内にはブドウ畑もあって、ブドウの収穫は社員全員でするんだそうです。それでそのブドウを使って毎年ワインを作ってるんですって。ステキですね～。

ちなみにその研究の為に飼育されてるワンちゃんやネコちゃん達、最終的にはどうなるのかが気になるところじゃないですか。私は「使い捨てでは…」と危惧しておりましたが、これもまったくそのようなことはなく、『ゴットファーザー・プログラム』という仕組みがあって、社員全員一人一頭、この施設内の犬猫のゴットファーザーになれるらしいんです。
気に入ったコを選び、そのコのお世話をさせて貰えるようになります。
そしてワンちゃんやネコちゃんが退役後は優先的にそのコの里親になれるらしいのです。
このゴットファーザープログラムは今や社内だけでなく社外の人も参加出来るようになっているらしいです。

犬舎・猫舎の見学後は大学の講義室のようなお部屋に案内され、フランス人女性獣医師（５０歳代くらい？）による、犬の老化についての講義を受けました。これはかなり勉強になりました。

講義の後は外へ出て

敷地内のこの巨大なオリーブの木の前で皆で記念撮影しました。
先日ポン・デュ・ガールの樹齢１０００年のオリーブの木の画像を載せましたが、この木は何と！樹齢２０００年だそうです！！

では今日はフランスレポートだけになってしまいましたが、この辺で。

そろそろ『店長のフランス土産プレゼント企画』についても書こうと思っておりますので、皆様どうぞこのまま欠かさずこのブログのチェックをお願い致します。

あ、そうそう、その女性獣医師による犬の老化の講義、スライドを見ながらの講義だったのですが、講義終了となる時、最後にもうお顔が白髪になっちゃった黒いワンちゃんの画像とともにこんな英文がスクリーンに映し出されました。
Ｍｙ　ｆａｃｅ　ｍａｙｂｅ　ｗｈｉｔｅ　ｂｕｔ　ｍｙ　ｈｅａｒｔ　ｉｓ　ｐｕｒｅ　ｇｏｌｄ．
Ｔｈｅｒｅ　ｉｓ　ｎｏ　ｓｈａｍｅ　ｉｎ　ｇｒｏｗｉｎｇ　ｏｌｄ．
『私のお顔は白くなっちゃたけど、私のハートは黄金のように輝いてます！だから年を取ることを恥ずかしく思うことはないんです。』

ふつう工場見学をした後に、こんなに心温まることなんかあるでしょうか？
感激すると共に、いろんな意味で視野や考え方の幅が広がりました。

では　また

ペットのデパート東葛（柏店）

千葉県柏市青葉台１－２７－１１
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